2013 vol.18
通訳/中山 和也
GK30/Arai,Shota
「最高の通訳」(by中村憲剛)
どデカい体、無邪気な笑顔、試合中に風間八宏監督の傍で放つ、只ならぬ存在感――。中山和也・通訳が川崎フロンターレに来て、今年で5年が経つ。今回は「川崎でのこれまで」について触れる。
2013 vol.17
GK30/新井章太
GK30/Arai,Shota
「何者でもない」
国士舘大学卒業後、東京ヴェルディでプロのキャリアをスタートさせたが、2年間出場機会はなし。トライアウトを経て、今シーズンから川崎フロンターレに加入した。ルーキーではないが、公式戦の出場経験もないゴールキーパー・新井章太とは、いったい何者なのか。
2013 vol.16
大東和美(Jリーグチェアマン)中村憲剛(川崎フロンターレ キャプテン)
Special Talk Session: Ohigashi,Kazumi X Nakamura,Kengo
特別対談「チェアマンに聞く!」
今回は2013年11月10日の清水エスパルス戦のマッチデープログラムに掲載された中村憲剛選手と大東チェアマンとの対談の完全版をお送ります。2015年より導入が検討されているポストシーズン制について、Jリーグの協力のもと、中村憲剛選手が大東チェアマンに率直な意見をぶつけます。
2013 vol.15
DF5/ジェシ
DF5/"JECI" Jecimauro Jose Borges dos Santos
「壁を乗り越えたその先に」
10月12日、埼玉スタジアムで行われたナビスコカップ準決勝第2戦、浦和レッズとの一戦。フロンターレは0-1で敗れ、アウェイゴールの差で決勝進出を逃した。試合終了の笛が鳴った瞬間、多くの選手が呆然と立ち尽くすなかで、ジェシはピッチに仰向けに倒れ込み、しばらく天を仰いでいた。
2013 vol.14
DF2/伊藤宏樹
DF2/Ito,Hiroki
「僕が一番欲しいもの」
2001年に川崎フロンターレに加入して、今年で13年目。1997年に川崎フロンターレが創設されて、今年で17年目。その歴史のほとんどを知る、伊藤宏樹選手が語る今とこれから──。
2013 vol.13
DF8/小宮山尊信
DF8/Komiyama,Takanobu
「帰還」
2012年シーズンは、小宮山尊信にとってケガとの戦いだった。開幕戦から先発出場を続けていたが、第7節の札幌戦後、左足首の手術を決断。再び公式戦のピッチに戻ってきたのは、2013年の8月FC東京戦だった──約1年3ヶ月のリハビリ期間、彼は何を思い、過ごしていたのか。
2013 vol.12
MF23/登里享平
MF23/Noborizato,Kyohei
「クサらず、焦らず、コツコツと」
ケガのため、長らく戦線から離脱していた小宮山尊信が、復帰後初めてAチームの左サイドバックとして紅白戦を戦った8月2日の練習でのこと。ノボリは、彼自身がつかみとり、守り続けてきたポジションを一つ前に移し左サイドハーフとしてプレーした。左サイドのこの組み合わせは10分あったかどうかという短いもの。ただ、小宮山の左サイドバック復帰は、ノボリにとってポジション争いの激化を意味する出来事でもあった。
2013 vol.11
DF7/中澤聡太
DF7/Nakazawa,Sota
「新しい自分に期待して」
高校時代に全国制覇を達成し、ユース代表の常連だった。しかし、プロ入り後は幾多の困難に見舞われて、決して順風満帆なプロ生活を送ってきたわけではない。一時は選手生命の危機にも晒されている。だが、中澤聡太は知っている。どんな困難にも立ち向かい、必死にもがき、それを乗り越えたとき、ひと回り成長した新しい自分と出会えることを──。
2013 vol.10
FW27/安 柄俊
FW27/An,Byong Jun
「一心不乱」
2013年、大学No.1ストライカーの肩書きを引っ提げて川崎にやってきた。 涼しげな顔、常に笑いをとろうとする姿勢とは裏腹に、ピッチで豪快に舞う。 大久保、矢島、小林、そしてレナト。重量級のアタック陣にも引けを取らない。 そんな期待の大型FWの「これまで」を追う。
2013 vol.09
コーチ/望月達也
COACH/Mochizuki,Tatsuya
「一意専心」
2013年からトップチームのコーチを務める望月達也。「クラブに携わる仕事は8割方やったんじゃないかな。無駄に長いだけだよ」と冗談めかして笑う。27歳のときから指導者に道に進み、今年50歳。サッカーに対する信念と人間性を多くの人から認められ、長くサッカー業界で生き抜いてきた。そのキャリアは伊達じゃない。
2013 vol.08
DF3/田中裕介
DF3/Tanaka,Yusuke
「不動心。」
川崎フロンターレに移籍して3年目を迎えた。常に強気で、ポジティブ。そしてなにより、試合中の気持ちに“ブレ“が少ないサイドバックだ。そんな田中裕介のメンタリティーに迫ってみた。
2013 vol.07
FW17/棗 佑喜
FW17/Natsume,Yuki
「やりきることの、大切さ」
朴訥で口数の少ない棗佑喜が、突然饒舌になった。駒澤大学時代を振り返った時の事。ひたすら走りこむ、厳しい練習についての話である。
2013 vol.06
MF6/山本真希
MF6/Yamamoto,Masaki
「ミドルシュートに希望をのせて」
17歳でトップデビューを果たし、各年代の代表にも選ばれるなどその名を馳せた山本真希。長年在籍した清水を離れ、札幌、そして今季川崎フロンターレに加入。山本真希の軌跡を辿るとともに、その選手像に迫る。
2013 vol.05
DF15/實藤友紀
DF15/Saneto,Yuki
「DFノ務メ」
「地味に守って、前の選手に点をとってもらって、みんなで喜ぶこと。そんなとき、仕事したなって感じがするんです。周りにはどんどんヒーローになってほしい。『自分は自分の役割をわきまえる』じゃないですけど、そういう意識でやっています」。自分の役割をわきまえる──。そんな思いに至った背景とは。
2013 vol.04
DF25/山越 享太郎
DF25/Yamakoshi,Kyotaro
「もっと繊細に、もっと大胆に」
昨シーズン途中にJFA・Jリーグ特別指定選手として登録され、筑波大学に籍を置いたまま完全移籍という異例のケースでフロンターレに加入した山越享太郎。腰を落ち着けてサッカーに専念できる環境が整った2013年。選手個々のプレーの質の高さが求められるチームにおいて日々プレーの幅を広げている。
2013 vol.03
MF19/森谷 賢太郎
MF19/Moriya,Kentaro
「そこにある覚悟。」
2012年6月23日(土)、等々力競技場で開催された川崎フロンターレ対横浜F・マリノス戦。森谷賢太郎は横浜F・マリノスの一員としてメンバー入りしていた。反対側のベンチには、筑波大学時代の恩師である風間八宏の姿があった──
2013 vol.02
FW18/パトリック
FW18/"PATRIC" Anderson Patric Aguiar Oliveira
「予測不能、異色の才能」
今シーズンからフロンターレに加入。チームの新たな得点源として大きな期待を寄せられているブラジル人ストライカー、パトリック。開幕前の練習試合でコンスタントにゴールを挙げている。だが、彼が本領を発揮するのはこれから。荒削りな一面はあれども、チャンスの瞬間に見せるゴールハンターの閃きは大きな可能性を秘めている。
2013 vol.01
MF14/中村憲剛
MF14/Nakamura,Kengo
「Message 2012 to 2013」
フロンターレの主軸として、そして日本代表の一員として安定感あるプレーを見せた中村憲剛。2012年はサッカーに対する充実感を得た一方で、結果を出すことの焦燥感にかられた1年となった。シーズンを終えたばかり中村憲剛に、現在の気持ち、そして2013年にかける思いを聞いた。