株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長
藁科 義弘
Warashina, Yoshihiro
皆さん、こんにちは。
藁科ジョブズです。
まず成功ですね。今日はこんなに大勢の方に来ていただき、本当にありがとうございます。また先ほどから素晴らしいパフォーマンスをしていただいている昭和音大の皆さん、この場所を提供していただきました。心より御礼申し上げます。今日は限られた時間ではありますけれども、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、今日はペッパーは来ませんからね。2年連続同じことはしません。さて、昨年は本当に皆さんに悔しい思いをさせてしまいました。勝点72を積み上げ、天皇杯も決勝まで行きました。1年間を通して優勝とタイトル、これをずっと意識した年でもあったんですね。今までこんなことはなかったです。最終的にタイトルは取れませんでしたけれども、この1年間やってきた思いというのは、選手、スタッフ、私たちにものすごく大きな経験と財産をもたらしてくれました。この思いを持って21年目のシーズン、私たちはまた新たな挑戦に挑んでいきたいと思っています。
このあと紹介する新しい選手も、大いに期待できる選手ばかりです。そして昨年の末には若手が大活躍してくれました。新旧混ざって新しいスタートを切って、何が何でも悲願達成に挑みたいと思います。詳しい話を私が話すと監督とコーチの時間を取ってしまうので、私は事業の話をいくつか紹介したいと思います。
そんなに期待されると困ってしまいますけれども、まずは等々力の席の話をしたいと思います。
知っている人は知っているかもしれませんが、正式にお話しするのは今日が初めてかと思います。昨年はホームゲーム1試合あたり2万2千人もの皆さんに来ていただきました。本当にありがとうございます。
そんな中で昨年5月、AFCから2017年度のACLの席の運用は、基準を厳しくするという通達が各Jリーグクラブにありました。内容はと言うと、観客席は全部セパレートされた個席であること、なおかつ背もたれが30センチ以上なくてはならない。これを厳しく運用しますということになったんです。もともとこれはルール上あったんですけれども、今までまぁまぁということで運用で許されてきました。それが2017シーズンからは厳しくやるぞと。そう言われました。これは困りましたよね。等々力はゴール裏は席がありません。なおかつバックスタンドの1階は背もたれがないですよね。となると、皆さんがフロンターレに熱い声援をいただいたたエリアが使えなくなってしまうんです。これは困ったということで、そうだ、こういうときはすぐに川崎市さんに頼もうと。困ったときの川崎市さん頼みですよね。すぐになんとかしてくださいとお願いに行きました。まだACL出場も決まっていないのに、偉そうにね。
等々力の二期工事も控えている中で、もしかしたらそのシートを新しく作ってしまったら、やがて壊すかもしれない。そういうものに対して大きなお金をかけて投資するというのは、市民の皆さんの税金を使うわけですから、それは難しいですよね。普通に考えたらノーだと思います。そうやって私たちは川崎市さんを困らせました。
本当にACL出場も決まってないのに大変なお願いをしたわけなんですけれども、11月にほぼACL出場権を手にした状況になって、ある提案を川崎市さんからいただきました。バックスタンド2階席の一部のシートを1階の一部の席、いわゆるGゾーンと言われているエリア、それからアウェイ反対側の同じエリア、そこに全部ではないのですが移設しようと。移設となると設備投資ではなく、補修費、修繕費の一部でやれるよと、そういうアイディアをいただきました。これは乗りましたね。ぜひやってくださいと。
それで、その案をもって等々力改修工事の一環のプロセスのひとつ、そういう理屈をつけてJリーグに話をして、AFCに交渉に行きました。ダメ元でもいいので何とか1階席全部を使わせて欲しいという話なんですけれども、できました、なかなか回答が来なくて我々も困りましたが、正式にACL出場が決まって、年が明けて1月。回答がきました。いいよと。
いいなら最初から言ってくれよと思ったんですけどね、川崎市さんの決断がなければこういうストーリーを作ることはできませんでした。まぶしくて川崎市の方がどこにいるかわかりませんが、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
ちなみに工事はもう終わっているんですけれども、番号をつける作業がこの29日に行われるようです。ぜひその29日にですね、サポーターの皆さん、ご都合がつくならば等々力にお越しくださいと、そういうお話が改修委員会から依頼されていますのでよろしくお願いします。詳しくは委員会のホームページに掲載されるということなので、ご確認していただければと思います。よろしくお願いします。
さて次、二つ目はですね、スクール事業のお話です。
スクール事業に今年、IoTを使って新しい仕組みを導入します。コミュニケーションアップのための新しい仕組みです。この話はたぶん私が話すよりも、もっとうまく話す人がいます。ペッパーくんではありません。ビデオを用意しました。そちらをご覧ください。
これを見てしまうと、もうスクールはフロンターレしかないと思っていただいております。子どもたちとご両親、コーチとご両親、教育の一番重要な部分であるコミュニケーション、これをフロンターレはクラウドを活用して充実化していきたいと思います。富士通グループの強みを生かして、この部分でもJリーグのトップを走りたいと思っています。
次は富士通スタジアム川崎の指定管理業務についてご紹介したいと思います。
私たちは富士見にある旧・川崎球場の跡地に建設された富士通スタジアム川崎の指定管理業務を、川崎市さんから請け負ってやっております。ここはフロンターレのスクール事業の他にも、アメリカンフットボールのXリーグの公式戦、ラクロス、アルティメット、アンプティサッカー、ブラインドサッカー、多種多様なスポーツ大会を招聘しました。多くの方々にご来場いただいております。川崎市はスポーツを活用したまちづくりを推進していますが、私たちはサッカーという競技を通じて市の施策推進に貢献したいと思っています。
ここに富士通スタジアム川崎での活動も加わって、スポーツの力で川崎市がさらに明るく元気な街になるよう頑張っていきたいと思っています。スポーツ大会の開催、この他にもフィールドにテントを張って一泊する親子ふれあいキャンプ。世界の遊び道具を扱うボーネルンド社とコラボした外遊びデー。ファミリー層を中心とした近隣住民の皆さんに楽しんでもらえる企画を今シーズンも展開していきます。
最後に注目の事業をご紹介したいと思います。ご存知の方も大勢いらっしゃるとは思いますが、富士通スタジアムはかつては川崎球場として多くのプロ野球の試合が行われた場所です。王選手の700号ホームラン、張本選手の3千本安打が達成された場所でもあります。その中でも最も多くの人々から注目を集めたのが10.19と言われる1988年10月19日のロッテオリオンズ対近鉄バッファローズの伝説の試合です。
今でも毎年10月19日には聖地巡礼のための来場者で溢れかえります。私たちはこの場所で紡がれた歴史を伝えつつ、新たな歴史を積み重ねながら、異なる世代同士が繋がる場所、こういうものに育てていきたいと思っています。今週の28日、10.19を中心に川崎球場の歴史を振り返る、そういうイベントを行います。この場所を単なる野球場跡地ではなく、川崎市にとって重要な歴史的、文化的な遺産となることが願いです。ぜひ皆さん、ご来場ください。富士通スタジアムにまだ足を運んだことがない方、ぜひご来場いただき思いっきり楽しんでもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。
なかなか私が前に動かないのでいつと思っていらっしゃる方もいると思いますが、あとでやりますから。
最後に、川崎フロンターレと岩手県陸前高田市との関係において嬉しい進展がありました。これをご報告します。
私たちは東日本大震災の年から選手会主催による陸前高田サッカー教室、陸前高田の皆さんを招いての川崎修学旅行、こういった支援活動の一環として継続的に開催してきました。
2015年には支援から相互支援を合言葉に、陸前高田市との友好協定、高田フロンターレスマイルシップ、これを締結いたしました。等々力競技場ホームゲームイベントとして、陸前高田ランドの開催もいたしました。そして昨年7月には陸前高田市の上長部グラウンドにて、高田スマイルフェス2016を開催し、両者の絆をさらに深めまいりました。
そして迎える2017年シーズン、陸前高田市を協議し、陸前高田市民に向けて行う健康促進事業をフロンターレが請け負う予定であります。サッカー教室や川崎修学旅行、陸前高田ランドは今後とも継続していきますけれども、これらイベント開催による点であった接点を今後は育成普及コーチが陸前高田市を定期的に訪れ、サッカーを通じた健康促進を行う、線の接点を加えていくことになります。これからも陸前高田市とは互いの存在が支えとなり、両者が笑顔となる活動を行ってまいりますので引き続き皆さん、応援よろしくおねがいします。
それではここで、今シーズンのキャッチフレーズを発表します。発表はかぐづちの皆さんに行っていただきます。よろしくお願いします。
2017年のキャッチフレーズはPaint it blueです。
21年目を迎えクラブがまた新たな一歩を踏み出すにあたり、もう一度初心に戻り一体感のある雰囲気を作り出すための象徴になるようにという思いを込めて決定いたしました。
Paint it blue、等々力で応援するときはもちろんのこと、皆さんがお家を出るときからフロンターレブルーを身に着けて、川崎の街を、スタジアムを青く染めて、Jリーグに、アジアに、そして世界にフロンターレブルーを広めていきましょう。よろしくお願いします。
ありがとうございます。川崎フロンターレは今シーズンもゲームを通じてより一層の興奮、楽しさ、素晴らしさというものを伝えていくとともに、フロンパークでのイベントにも磨きをかけてまいります。等々力スタジアムの様子が市民の皆様にとって最高の憩いの場となるよう、私たちは頑張っていきたいと思います。
併せて等々力スタジアムの第二期工事の1日でも早い着工を実現していただきますよう、川崎市の皆さん、よろしくお願いします。ついでながらよろしくお願いします。福田市長、お願いします。
すみません、この場を借りて本当に勝手な思いを伝えましたけれども、たぶんここにいる皆さんが一番思っていることだと思います。
川崎フロンターレは日本一のファン、サポーターに支えられています。日本一のスポンサー様に支えられています。私たちは、川崎フロンターレは、日本一愛されるクラブになったと私は自負しています。さあ、足りないのは何でしょう。ですね、本業でトップになることですよね。これがなかなか難しいんですけれども。でも頑張っちゃいます。日本一の皆様に支えられているんですから、それに絶対応えたいと思います。
それだけではなく先ほど申し上げましたけれども、地域の皆さんと一緒にいろんな活動をして、皆さんと一緒にいっぱい元気を作りたいと思います。川崎の街から元気を日本中に、世界中に発進していくことができたら、こんなに素晴らしいことはないと思います。私たちが今まで活動してきたことは、プロのスポーツクラブとしてはちょっと異質なことかもしれません。今日もそうですよね。ここまでの形での記者会見をやるクラブはたぶんないと思います。
しかし、日本におけるスポーツが学校教育や企業の福利厚生をベースとして発展してきた歴史に、これからは見るとか、楽しむとか、そういう要素がどんどん加わっていく時代になっています。我々はエンターテインメントの世界に対してもしっかりとそれを受け止めて、我々自身が皆さんと一緒に楽しむ、元気になるんだと、そういうことに力を入れてしっかりやっていきたいと思っています。
それを実現するための手段のひとつが、トップチームが勝つことだと私は思っています。常に優勝を争い、そして日本一を目指す。紹介するわけではないんですけれども、私の部下であったというか、この先変わっちゃうんですが、天野が出した本にも出ていました。勝つことは手段だと。私はまったくその通りだと思っています。私の意を彼が書いてくれたのかどうか知りませんけれども、こんな考えのクラブがあってもいいんじゃないかと思います。
スポーツは絶対に生活を豊かにして、元気の源になると私は信じています。川崎フロンターレはそれに挑戦していきます。そして、その結果のひとつとして、てっぺんに上り詰めます。どうぞ皆さん、2017シーズン、今年もフロンターレは新たな挑戦にチャレンジして参ります。1年間、大きな声援、熱い応援をよろしくお願いします。
株式会社川崎フロンターレ名誉会長
川崎フロンターレ後援会会長
川崎市長
福田 紀彦
Fukuda, Norihiko
皆さん、改めましてこんにちは。
今日も大いに盛り上げていただいて本当にありがとうございます。先ほどから音楽だとかすごいパフォーマンスがありましたけれども、今日もですね、朝から関係者の皆さん、そしてこの会場となっております昭和音大の皆さんとかですね、多くの皆さんが今日のため、そしてフロンターレ全体を盛り上げていただくためにですね、頑張っていただきました。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
あの、藁科ジョブズの後でものすごくやりにくいんですけれども。先ほど、聖歌隊が出てきましたけれども、川崎市の職員が歌っていました。あれ、なんか見たことある顔だなと思ったら、仕事場よりもいい顔をしていました。さっき藁科ジョブズも言っていましたけれど、ACL対応の時ですね、どうしたらいいのかなと。厳しい判断でしたけれども、何としてもやっぱりいい形を作りたいと思ったときに、市の職員で何とかいい形で考えようよと。 まあ、お金もない時代だから、まず現場に顔を出して、知恵出して、汗出してということで、3だし運動をやっているんですけれども。まあ皆さんにとって存分に満足いく形かわかりませんけれども、しかし、やっぱり知恵を出してですね、みんな、その考え出した職員もですね、何とか自分たちのフロンターレをみんなで応援したいという、そういう気持ちでやっているんです。
そういう意味で本当に街全体が一つのチームになっていることに私は皆さんに心から感謝申し上げたいというふうに思っています。昨年、タイトルが、悔しい思いをしましたけれども、僕はあの1月1日の吹田に行って、悔しいなと思いましたけれど、その2日後、1月の3日に富士通フロンティアーズ、アメリカンフットボールの日本一を決めるライスボールに行きました。そしたらフロンターレのサポーターの皆さんがですね、たくさん応援に来てくれているんですよ。それで、もう一度気持ちを切り替えて、応援しようと。フロンティアーズも、そしてフロンターレもという風に応援している姿を見て、僕は恥ずかしくなりました。ちょっと1月1日は僕、心が折れた部分がありました。本当に。大阪から帰ってきて、地元でやけ酒を飲みましたよ。
でもその次の日にですね、熱狂的な、3代続けて一緒に家族で応援している僕の友人が、「福田さんね、勝つまでは頑張ろうよ」というふうに言われたんです。本当にそうだなと。そのあとに続いた言葉がですね、「レスターだって130年以上かかったんだから」と言われて、いやそんなには待てないよと僕は思ったんだけれども。しかし、今年は新加入の選手たち、主役がこれからやってきますけれども、それと鬼木監督が、新しい監督になられて、風間監督からは良いところを引き継いで、さらに鬼木さんが、鬼木カラーでいい形でさらに強くすると。
21年目に入って、20年間のこれまでと、新しい1ページを今年みんなで作っていくという意味でですね、結束力って鬼木さん言っておられますけれども、ぜひここに集まっているみんな、そして多くのサポーター、市民の皆さんを巻き込んでですね、青く染めていきたいこの2017年だと思います。
皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。
あ、1点忘れていました。2月の1日にですね、MVP、Jリーグアウォーズで中村憲剛選手がMVPを獲られたので、川崎市としてもということで、川崎市のスポーツ特別賞を中村憲剛選手に贈呈いたします。それで2月1日、実は場所がまだ詳細決まってないんですけど、2月1日の夕方に贈呈式、どこかでやりますので、連絡がたぶん行くと思いますので、ぜひ参加していただいて、中村選手、今年のプレーでも魅せてもらって、そして、精神的な支柱であり続ける中村憲剛さんに、みんなからも祝福していただければなというふうに思っています。
今年も一年よろしくお願いします。
ありがとうございました。
株式会社川崎フロンターレ
取締役強化本部長
庄子 春男
Shoji, Haruo
皆さん、こんにちは。
今、紹介をいただいた庄子です。
本日はこんなにたくさんの方に集まっていただき、ありがとうございます。
昨シーズンはリーグ戦、天皇杯とタイトルに手が届くところまで行きましたが、非常に残念な悔しい結果でした。今シーズン、クラブで目指すのは何か。ひとつしかありません。Jリーグ制覇です。これに尽きると思います。チームは力をつけてきています。狙えるタイトルはすべて狙う。そういう強い気持ちで全力でチャレンジしていきます。今年もよろしくお願いします。
それでは、これから強化・育成の話をしていきます。今シーズンですが、昨年に引き続き、テーマを持って戦っていきたい。昨年と同じく3つのテーマを持って戦っていきたい。1つは連敗をしない、2つ目は下位チームに取りこぼさない、3つ目はケガ人を少なくする。まだまだ改善しなくてはいけないと思います。特に最後のケガ人ですが、相変わらずケガ人が多く、山場と言われる試合でケガ人が多く勝ちきれない。これが最終的に、成績に大きく影響したと思っています。このケガ人を少なくするということを重点的なテーマとして取り組んでいきたいと思っています。
では選手の補強について説明していきたいと思います。
今シーズンはACLの参戦で、かなりハードなスケジュールになっています。これを乗り切るためにはどうすればよいか。それは選手全員で戦う必要がある。誰が試合に出てもチーム力が落ちない。そんな戦力を確保しないといけないと補強に取り組みました。その結果、後ろにいる8名を新戦力としています。後ほど紹介があると思うので、詳しくは述べませんが守備では新潟からマイケル。攻撃では大宮から家長選手、ガンバ大阪から阿部選手、ブラジルのポンチ・プレッタからハイネル選手、それぞれがチームの中心選手として活躍してきた選手を獲得できました。
将来性のあるGKとしてポープ選手、そのほか、新卒として3名が加入しています。桐光学園からタビナス選手、愛知学院大学から知念選手、うちのアカデミーから田中選手。この8名を加えまして、今シーズンは31名で戦っていきます。
次にスタッフですが、風間前監督の退任が決まった後、もうこの後の監督はこの人しか考えられなかった、鬼木達監督です。
コーチからの昇格になりますが、これまで学んだこと、築いたこと、たくさんあると思います。これをチームにしっかりと落とし込んで作ってくれると思います。
コーチングスタッフですが、4名招聘しています。米山コーチ、二階堂コーチ、吉田コーチ、篠田コーチです。篠田コーチですが、フロンターレとしては4年ぶりに招聘したフィジカルコーチです。横浜F・マリノスで13年間活動しておりまして、ケガをしない身体作りや準備、ケガの対応で大きな力になってくれると思います。以上の4名に久野コーチ、菊池コーチを加え、6名のコーチが鬼木監督をサポートしていきます。
続きまして育成について説明させていただきます。
一昨年の三好、板倉に続き、今年は田中碧選手が昇格しました。今のユース世代もよい選手が出てきています。これまで通り、ジュニアからジュニアユース、ユースと一貫した指導、またトップとの交流をして選手の育成につなげたいと思っています。
最後ですが、チームは今、宮崎キャンプ中です。新しい体制になって、チームは積極的に練習に励んでいます。これまで積み上げてきた、それに新しい力を加わって、一段とたくましいフロンターレをお見せできると思っています。
今年こそはタイトルを取りたいと気持ちを強く思っています。皆さん一緒に戦ってください。よろしくお願いします。
川崎フロンターレ 監督
鬼木 達
Oniki, Toru
皆さん、こんにちは。
今年から監督に就任した鬼木です。
昨年ですが、庄子さんからも説明がありましたが、天皇杯、Jリーグと非常に残念な結果になりました。我々は大きな課題、宿題を残されたまま2017年がスタートしました。多少の不安の中でスタートしましたが、この1週間でその不安は一掃されました。今、宮崎でキャンプをやっていますが、この後ろにいる選手を含めて、既存の選手も含め、過去にないぐらい精力的に、元気に声も出して、僕も毎日トレーニングをしていて楽しいです。新しいコーチングスタッフもすべて精力的にやってくれています。
そして今日、こういう形で会をサポートしてくれている事業部の方もそうですし、藁科さん、庄子さんも含めて、みんなでクラブのためにという思いをひしひしと感じています。ここ最近でいうと、クラブの一体感は過去最高ではないかと思っています。そこに皆さんの力が加われば、本当に私たちの念願であるタイトルというものに手が届くと思っています。ぜひ今年も力を貸してください。私たちに。そしてフロンターレファミリーとしてタイトルを取れるように、皆さん一緒に戦っていきましょう。
あと、最後になりますけれども、これは僕自身の考えになりますが、サッカーというのは90分で、シーズンは12ヶ月あります。サッカーでいえば最後の10分、15分。シーズンでいうと今年でいうと10月、11月、12月、この部分がすごく大事になってくると思います。長いシーズンを戦うと良い時、悪い時があると思います。それでも一戦必勝で戦っていきますが、難しい時期が来ると思いますが、そのときにこそぜひ力を貸して欲しい。10月、11月、12月の時期にタイトル争いをしていれば、必ず取れると思っています。ぜひ1年間、応援よろしくお願いします。
DF26
タビナス ジェファーソン
"TABINAS JEFFERSON" Tabinas Jefferson David
1998年8月7日生まれ/東京都新宿区出身 桐光学園高校(神奈川県)
皆さん、こんにちは。桐光学園から来たタビナス ジェファーソンです。まずこのような環境で挨拶ができること、そしてこのクラブでプロとしてのキャリアをスタートできることを本当に幸せに思います。自分はずっと明るい、明るいと言われてきたので、このチームでも明るい存在になれるように。そして、なんといってもサッカーの部分で少しでも早くチームの戦力になって、タイトルを取るために絶対に必要な存在になれるように頑張っていくので、応援よろしくお願いします。
MF32
田中 碧
Tanaka, Ao
1998年9月10日生まれ/神奈川県川崎市出身 川崎フロンターレU-18
こんにちは。川崎フロンターレU-18から来た田中碧です。今年でフロンターレで11年目になりますが、ここに来てくださっているサポーターの方々含めて、たくさんの人に支えられてここまで来ることが出来たと思っています。今年は選手としてフロンターレでプレーできることを大変嬉しく思いますし、感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思います。また今年の元日、僕自身、サポーターとして天皇杯の決勝を見に行きましたが、あそこで勝てなかった悔しさというものを、次は選手としてしっかり晴らして、このチームでタイトルを取れるように精一杯頑張りますので、応援よろしくおねがいします。
FW20
知念 慶
Chinen, Kei
1995年3月17日生まれ/沖縄県島尻郡出身 愛知学院大学(愛知県)
皆さん、こんにちは。はじめまして。愛知学院大学から来ました知念慶です。川崎フロンターレというJ1で優勝争いをするような素晴らしいチームに加入出来て、本当に嬉しく思います。一日でも早く試合に出てフロンターレの勝利に貢献できるよう頑張るので応援よろしくお願いします。
GK31
ポープ ウィリアム
Popp William
1994年10月21日生まれ/東京都日野市出身 東京ヴェルディ(※2016シーズンは期限付き移籍でFC岐阜所属)
こんにちは。東京ヴェルディから来ましたポープ ウィリアムです。
このような素晴らしいクラブに来れたことを本当に嬉しく思います。一日でも早く等々力のピッチに立てるように全力で頑張るので、熱い声援をお願いします。自分はポテンシャル、ポテンシャルと言われてきて、そのポテンシャルがようやく開花してきたなと自分でも思っています。そこは少し自信があるので、今年戦っていけるように他のキーパー陣とバチバチやりながら、やっていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
MF8
阿部 浩之
Abe, Hiroyuki
1989年7月5日生まれ/奈良県北葛城郡出身 ガンバ大阪
皆さん、こんにちは。僕は関西人で、生まれも育ちも関西でこっちに来るのは不安しかなかったんですが、チームメイトはノボリをはじめ、みんなが良くしてくれていますし、今日もこれだけ温かい雰囲気を作ってもらえて、不安がなくなり、楽しみしかないです。サッカーの方では魅力的なサッカーをする川崎に憧れて加入を決断しました。それだけではなくて、タイトルを取ってきたという経験をいかして、川崎のタイトル獲得に、ハードワークを含めて、何がなんでも取りたいなと思います。皆さんでタイトルを取って喜び合いましょう。
DF29
舞行龍 ジェームズ
"MICHAEL JAMES" Michael James Fitzgerald
1988年9月17日生まれ/ニュージーランド、オークランド市出身 アルビレックス新潟
こんにちは。新潟から来た舞行龍 ジェームス フィッツジェラルドです。
あまり日本語話せないので短くします。川崎のため、体を張ってディフェンスをしたいと思います。応援よろしくお願いします。
MF41
家長 昭博
Ienaga, Akihiro
1986年6月13日生まれ/京都府長岡京市出身 大宮アルディージャ
こんにちは。大宮アルディージャから移籍してきました家長昭博と言います。このようなビッグクラブに加入できて、本当に、心から光栄に思っています。等々力でプレーするのを楽しみにしています。タイトルに向けて、ここにいる新加入全員力になれるように頑張るので、応援よろしくお願いします。僕のパーソナルな紹介を自分でしようと思います。よくサポーターの方に、あんまりしゃべらない、あんまり笑わへんと思われがちなんですけど、茶目っ気たっぷりのよく話す関西人ですので、ぜひ気軽に声をかけてください。ちなみに好きな食べ物はバナナです。
FW22
ハイネル
"RHAYNER" Rhayner Santos Nascimento
1990年9月5日生まれ/ブラジル、エスピリトサント州出身 ポンチ・プレッタ(ブラジル)
こんにちは。ハイネルです。今ここで、こういうたくさんの人に出迎えていただいて、幸せな気持ちでいっぱいです。またクラブが自分を呼んでくれたことに感謝しています。日本とブラジルで文化の違い、生活の違い、サッカーの違いとたくさんありますが、一日でも早くすべてにフィットできるように努力をして、チームの力になりたいと思っています。よろしくお願いします。
背番号 | ポジ ション |
選手名 |
---|---|---|
1 | GK | チョン ソンリョン |
2 | DF | 登里 享平 |
3 | DF | 奈良 竜樹 |
4 | DF | 井川 祐輔 |
5 | MF | 谷口 彰悟 |
6 | MF | 田坂 祐介 |
7 | DF | 車屋 紳太郎 |
8 | MF | 阿部 浩之 |
9 | FW | 森本 貴幸 |
10 | MF | 大島 僚太 |
11 | FW | 小林 悠 |
12 | ─ | ※サポーター (ふろん太) |
13 | MF | 三好 康児 |
14 | MF | 中村 憲剛 |
背番号 | ポジ ション |
選手名 |
---|---|---|
16 | MF | 長谷川 竜也 |
17 | DF | 武岡 優斗 |
18 | DF | エウシーニョ |
19 | MF | 森谷 賢太郎 |
20 | FW | 知念 慶 |
21 | MF | エドゥアルド ネット |
22 | FW | ハイネル |
23 | DF | エドゥアルド |
24 | GK | 安藤 駿介 |
25 | MF | 狩野 健太 |
26 | DF | タビナス ジェファーソン |
27 | FW | 大塚 翔平 |
28 | DF | 板倉 滉 |
29 | DF | 舞行龍 ジェームズ |
30 | GK | 新井 章太 |
31 | GK | ポープ ウィリアム |
32 | MF | 田中 碧 |
41 | MF | 家長 昭博 |
担当 | スタッフ名 |
---|---|
監督 | 鬼木 達 |
コーチ | 米山 篤志 |
コーチ | 二階堂 悠 |
コーチ | 吉田 勇樹 |
GKコーチ | 菊池 新吉 |
フィジカルコーチ | 篠田 洋介 |
ドクター | 岩噌 弘志 |
ドクター | 後藤 秀隆 |
アスレティック トレーナー |
池田 善憲 |
アスレティック トレーナー |
千葉 千里 |
トレーナー | 伊東 孝晴 |
トレーナー | 木ノ島 直哉 |
ホペイロ | 伊藤 浩之 |
担当 | スタッフ名 |
---|---|
スカウト | 向島 建 |
スカウト | 伊藤 宏樹 |
通訳 | 中山 和也 |
通訳 | 金 明豪 |
主務 | 清水 泰博 |
副務 | 十時 剛 |
マスコット | ふろん太 |
マスコット | カブレラ |
マスコット | ワルンタ |