「自分に負けないために」
今野章スペシャルインタビュー
最後の試合を振り返って
「ベンチから見ていて、いつものリズムがつかめていない試合だなと感じた。自分が出てスペースへの飛び出しでフロンターレのペースに持ち込みたかったが、修正が利かなかった。天皇杯を勝ち上がろうとみんなで話して試合に臨んだが、相手の勝ちたい気持ちが上回っていた。個人的にもプロとして最後の試合なので、非常に悔しい。まだ実感は出来ていない。終わっちゃったのかなと。小さいころからお世話になってきた人、チームのスタッフ、監督をはじめ、関わっているすべての人に感謝したいし、最後までこうやってベンチに入って試合に絡めることが出来て、そういう状況を作り出してくれた監督にも感謝をしたい。もちろん負けて終わりというのはチームとしていい形ではないが、個人的には、最後に負けはしたが、ピッチで終われたというのは選手としてよかったなと。ここまで応援してくれたサポーターの皆さん、ありがとうございました。フロンターレはもっと強くなるチームだと思います。」